●大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上姫(やかみひめ)にあやかる 恋愛運アップの旅
春。その言葉だけでもなんだか気持ちがわくわくしてくるものです。そ
して春は出会いの季節。新しい出会いから新たな恋が芽生えるかも!?
ということで、来たる季節に備え、大国主命と八上姫のロマンスにあや
かって恋愛運をアップさせようと、ゆかりのスポットを巡る旅に出かけて
きました。
県東部には伝説として、大国主命と八上姫が結ばれる「八上姫神話」、
そして八上姫を訪ねる途中、大国主命が毛皮を剥がれて困っている白うさ
ぎを助ける「因幡の白うさぎ神話」があります。古事記に記されているこ
の伝説、当本舗でも何度か紹介していますね。
旅のスタートは白うさぎ神話の舞台となった白兎(はくと)海岸。まず
目指すのは白うさぎが祭られ、縁結びの神様として知られている白兎神社
です。
国道9号沿いにある道の駅「神話の里・白うさぎ」の駐車場横にある大
きな鳥居をくぐり、参道を通って拝殿へ向かいます。境内は樹木が覆い茂
り、すぐ近くが国道とは思えないほど静かでした。
大国主命と八上姫が結ばれると予言し仲を取り持ったとされる白うさぎ
の神様に、良縁を授けてくださるよう祈念。また、白兎神社は皮膚病、や
けどに効く神様としても信仰されています。境内には、どんな時でも水の
増減がないことから「不増不減の池」と呼ばれる池もありましたよ。ちな
みに、毛皮をはがされた白うさぎはこの池で身体を洗ったとか。
白兎海岸を後にし、今度は八上姫が住んでいたとされる鳥取市河原町へ
向かいます。白兎海岸から河原町方面へ行く道沿いには、大国主命の足取
りに由来するといわれている地名がいくつか残っています。
例えば旧国道53号沿いにある「円通寺(えんつうじ)」という地名は、
大国主命と八上姫が縁を通じた「縁通路」に由来するといわれています。
県道鳥取河原線沿いにある「倭文(しとり)」は恋文を書いたところと伝
えられ、旧鳥取市から旧河原町に入ったところには、「布袋(ほてい)」
「袋河原(ふくろがわら)」という地名があります。大国主命が重い袋を
置いたので「袋河原」、その袋は布であったことから「布袋」と名付けら
れたといわれています。興味深いですよね。
河原町でまず訪れたのは、河原町曳田(ひけた)の県道杣小屋曳田線沿
いにある「売沼(めぬま)神社」。八上姫が祭られている神社です。曳田
集落の中にひっそりとたたずんでいました。ここでは美しい姫だったと伝
えられる八上姫にあやかって、心も身体も美しくなるようにお祈りしまし
た。
このあたりには他にも八上姫にちなんだスポットがあり、売沼神社のす
ぐ横には曳田川が流れ、その対岸の簗瀬山(やなぜやま)にある嶽(だけ)
古墳は八上姫の古墳といわれています。また、神社のすぐ近くには八上姫
にちなんだ公園が作られていて、園内には白うさぎが傷を治すのに使った
とされる蒲(がま)が植えられています。
そして最後に訪れたのは、国道53号線沿いにある道の駅・清流茶屋か
わはら。当本舗第604号で紹介しているよう、想いや願いを短冊に書い
て結ぶ「御縁樹」と賽銭箱が置かれていて、賽銭箱に納められたお賽銭は
売沼神社に奉納されます。恋のキューピッド白うさぎにちなんだ恋うさぎ
も販売中です。
また、道の駅の情報コーナーでは、八上姫神話に関わる情報が多数紹介
されています。中には、「語り継がれる大国主命と八上姫ゆかりのスポッ
ト」なんていう掲示もあって、例えば鳥取市佐治町の飯盛山は大国主命と
八上姫のデートスポットといわれているそうですよ。へぇって感じですよ
ね。
この旅の成果が現れるのはこれから。いったいどんな出会いが待ってい
るのか楽しみにしています!
(N)
○道の駅「神話の里白うさぎ」
http://www.sirousagi.com/
○道の駅「清流茶屋かわはら」
http://www.yakamihime.com/ |
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