メールマガジンとっとり雑学本舗


第711号(2009年04月17日)「きょうの鳥取県」より

 ●いよいよ開幕!「2009 鳥取因幡の祭典」

   「2009鳥取因幡の祭典」がいよいよ明日開幕します。無料の高速道
  路「鳥取自動車道」の鳥取県側の開通を記念して、県東部の因幡(いなば)
  地方で来年3月までの1年間、さまざまなイベントが展開されます。今日
  は、祭典のオープニングイベントとして開催される「世界砂像フェスティ
  バル」をご紹介しましょう。
  
   このフェスティバルの目玉は、なんと言っても砂像展示ゾーン。世界各
  国から集まった砂の彫刻家が「世界の童話」をテーマに制作した10体の
  砂像を間近にみることができます。

   これらは、フェスティバルに先立って開催された「世界砂像選手権in
  とっとり砂丘」の参加作品。ちなみに昨日表彰された優勝作品はオランダ
  のマテイン・リガースさん作「さまよえるオランダ船の物語」。賞金1万
  ドルが贈られました。
  
   そして会場奥の高台には、高さ8メートル、幅約30メートルの巨大な
  シンボル砂像がそびえます。「ガリバー旅行記」や「ジャックと豆の木」
  といった童話を題材にした砂像は迫力満点。ガリバーの前ではまるで小人
  になった気分です。捕らえられたガリバーの表情など、その繊細なつくり
  も見のがせません。
  
   会場内の砂像は大小合わせて19体。なんと2,700トンもの砂が使
  われているそうです。ちなみに選手権砂像は、一辺10メートル、高さ6
  メートルの階段状ピラミッドのような型枠で作った砂の山から削り出され
  たもの。純粋に砂と水だけで作られており、表面に有機性ののりを水で溶
  いて吹きかけるだけというから驚きです。制作過程に興味のあるかたは、
  「世界砂像フェスティバル」のサイトで詳しく紹介されていますよ。

   世界砂像選手権の総合プロデューサーで砂像彫刻家の茶圓勝彦(ちゃえ
  んかつひこ)さんにお話をうかがいました。「開幕を前にもう、わくわく
  していますよ。春にこれだけの天候に恵まれるのは奇跡的。雨のストレス
  を感じることなく制作に集中できました。各国の選手達も本当にラッキー
  だと言っています。」実際、選手権の制作期間のほとんどが快晴。「弁当
  忘れても傘忘れるな」という言葉がある鳥取県でこれってとても珍しいこ
  となのです。

   この日、茶圓さんが仕上げをしていたのは「ウェルカム砂像」。会場に
  入って最初に迎えてくれるフェスティバルの顔ですね。砂像には「因幡の
  白うさぎ」の主人公である大国主命(おおくにぬしのみこと)と「おたね
  伝説」のおたねさんが表現されています。印象的だったのは、柿の木に上
  る下半身が蛇のおたねさんが、まるで女神のように美しく魅力的なこと。
  「きれいな女の人だったと聞いたので・・・」と笑顔の茶圓さん。伝説を
  ご存知ないかたは当本舗第41号をご覧ください。
  
   そのほか、砂遊びやミニ砂像制作体験ができる体験ゾーン、鳥取県なら
  ではの食べ物と名産品などが楽しめるグルメ&バザールゾーンもあり、楽
  しみかたはいろいろです。また、夜間は砂像がライトアップされるので、
  またひと味違う幻想的な世界が楽しめるだろうと筆者も楽しみにしていま
  す。
  
   なお、会場へはJR福部駅などから発着する便利なシャトルバスをご利
  用ください。シャトルバスは通るコースも魅力的なんです。丘陵地に広が
  る、らっきょうや二十世紀梨の畑がご覧になれます。

   祭典のテーマは「ゆっくり ゆったり とっとり体験」。どうぞ景色も
  ゆったりとお楽しみください。
                               (MN)
    ○世界砂像フェスティバル
     開催期間 4月18日(土)〜5月31日(日)
     開場時間 午前9時から午後9時まで(入場は午後8時締切)
     入場券販売時間 午前8時30分から午後8時まで
  
    ○2009鳥取因幡の祭典 http://www.tottori-inaba.jp/

    ○世界砂像フェスティバル http://www.tottori-inaba.jp/sazofes/
     ※交通アクセスの情報もこちらから

    ○鳥取自動車道開通
      http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=96948

    ○とっとり雑学本舗第41号「おたね伝説」
      http://www.pref.tottori.jp/kouhou/mlmg/topics/41_2.htm